中年、無職、写真を撮る

ささやかな人生の、通り過ぎていく日々を記録する。

老いるということ

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いつもの場所で日没を撮って帰宅したものの、駐車場から眺めた雲の形が気に入ったので、引き返して撮った写真。

 

 

両親の老いていく姿に、私は自分の将来を見る。

今日も母は朗らかに生き、しかし、私の名前を思い出せなかった。

遠くない将来、父も母の後を追うだろう。そしていつかその日は私にも訪れる。

 

幸せな一日が過ぎるごとに、一日分だけ別れが近づく。誰もが同じく。

そのことを意識して日々を生きられる幸運に今は感謝している。