中年、無職、写真を撮る

ささやかな人生の、通り過ぎていく日々を記録する。

2018-01-01から1年間の記事一覧

10月の東北旅行の際、フェリーで仙台に着いてすぐ北上して向かったのが蔦沼だった。 朝5時にはもう三脚が並んでいた。 雨が降っていたようで地面は濡れていて、空は雲に覆われていた。風で水面は波立っていて、朝焼けの前に内心いろいろ諦めてしまっていた。…

あと少し

無職生活も残りわずか。 仕事することになりました、と言うと殆どの人がおめでとうと言ってくれる。 そりゃそうだろう。 でも全然おめでたい気持ちにはなれない。

眠れない

就職を決めてから、眠れない。 正確には、眠るんだけどすぐに目が覚めてしまう。 仕事をしていたときは数年間その状態が続いた。仕事を辞めてようやく朝まで眠ることができるようになっていたのだけれど。 新しい仕事をしながら眠れる日は来るのだろうか。 …

赤目の滝でスマホを落とす

赤目四十八滝でスマホを落としたらしいと、帰り道で気づいた。 防水仕様ではないので雨が降ったら終わり。 不安な夜を過ごして翌朝早々に乗り込んで探したら、あった。遊歩道から外れて川原に下りたとき、足場にしていた石がぐらついてよろめいた場所が怪し…

小学校

談山神社に行ったものの今一つで、帰りにたまたま立ち寄ったカエデの里ひららという施設が琴線に触れる良いところだった。 廃校になった旧宇太小学校の木造校舎を残したのは正解だと思う。 小学生の頃、というともう30年以上前になる。 僕も変わった子供だっ…

あと一ヶ月半

無職生活も今年いっぱいで終わる。名残惜しい。できれば一生無職でいたかった。 とはいえ、誰かから必要とされることが幸せだということは理解している。 仕事をしていれば出会いはあるもので、誰に対しても別け隔てなく丁寧に接することを心がけてきた。 「…

仕事

仕事を紹介されてどうしようか悩んでいる。多分働くことになる。 もちろん働きたくはない。当面の生活費にも困っていない。とはいえ一生遊んで暮らせるようなものではない。 いつかどこかで仕事を見つけないといけないけれど、年齢を重ねるごとに条件は悪く…

K-1がない

実は愛用しているK-1(シルバーモデル)をアップグレードサービスで預けていたので、先月の東北旅行はKPで回ることになった。 撮れる写真はどうせ変わらないんだろうけどやっぱり残念だった。重たいからどうせK-1は使わないだろうと思っていたこともあったけ…

後世に残すもの

栗駒山に向かうところで、岩手・宮城内陸地震で壊れた橋が保存されていた。 このあと東日本大震災が起こったので記憶は薄れているかもしれないが、こうやって地震の被害を後世に伝えるのは素晴らしいことだと思う。

松尾鉱山

廃墟好きには有名な旧松尾鉱山。 わざわざ行くことはないけれど、これに惹かれる人がいるのは理解できる。

夏油高原

この写真は夏油高原スキー場近くで撮った。 この先にある夏油温泉は下界と隔絶した別世界。docomoの電波が届くので驚いたけれど、auとソフトバンクは届かない。ちなみにauはアンテナを立てていて来年から使えるらしい。とはいえ11月になれば来年5月まで冬季…

銀山温泉

連休ともなれば銀山温泉に向かう道は大渋滞で近づくこともできなかったけれど、今回は平日の日没後ですんなりと無料駐車場に車をとめることができた。 温泉街に向かい写真を撮りながら、たしかにここは客を呼べるところだと思った。

裏磐梯

僕より先に駐車場にいた人たちは裏磐梯にあるというペンションの主とその常連客だった。 脱サラしてペンションをやっているというその人はとても生き生きしていた。 彼によると僕がつく前には桧原湖まで雲海が広がっていたらしい。彼の客もとても満足そうだ…

八幡平

八幡平を訪れたのは日曜日だったこともあり、山頂の駐車場付近は渋滞していた。 この写真を撮ったのは岩手県側に下りてきたところ。ちょうど斜光が美しかった。 訪れる時間によって景色は変わる。午前中なら通り過ぎていただろう。

鳴子峡

鳴子峡を訪れたのは先週金曜日(19日)、紅葉のピークにはまだ早かった。 生憎の天気だったけれど、紅葉に関しては下手に晴れて難しい方向から光が差すよりは曇っている方が楽だと思う。 僕の隣で撮っていたLレンズ持ちのお兄さんは、さっき駐車場のそばにク…

帰還

青森県から福島県まで東北全県を通り抜けて、フェリーにて帰還。 平野部の紅葉はピークに至らず。まあ仕方ない。 たくさん撮った写真はぼちぼち整理する。

東北にて

今年3度目の東北に来ている。 栗駒山から秋田県側に降りて県道を通っていたときに、雲間からわずかに覗いた逆光に照らされて、木々の隙間から、輝くススキのなかにポツンと一本の木が見えた。場所は桁倉沼という池の東側。 慌てて引き返したものの、もう陽は…

龍王ヶ淵再訪

あまりにも悔しかったので、もう一回行ってみた。 普通に晴れた。この前の日なら多分、霧が出ていたと思う。なかなかうまくいかない。

赤目四十八滝

三連休最終日はやはり結構な人がいた。 滝の写真は撮った。これは千手滝。

青葉の滝

お寺の奥にある小さな滝。 僕が撮るとなんの変哲もない写真になる。針がピコン!と振れるような写真はどうやったら撮れるんだろう。

龍王ヶ淵

曇っていたけどほんの一瞬、何秒か朝日が射した。 水草が気になってカメラを上に振ってしまったけれど、構わずセオリー通り上下対称にすべきだったかと後悔。 チャンスはもう訪れなかった。

一瞬

今日はもうだめかなと思ってしばらく経ってから、狂ったような赤に染まった。 わずか2、3分の出来事。

ツルテンのこと

僕が子どもの頃は塾通いが当たり前になる前だったので、公園でよく遊んだ。 その公園に、怪しいおっさんが入り浸っていた。僕ら子どもたちからツルテンと呼ばれていたそのおっさんが一体何者だったのか、今もよくわからない。 ツルテンというのが彼の名字な…

またしても台風

何度目かの台風に、もうやめてと言いたくなる。 おまけにその後には25号が控えていて、まるでベルトコンベアー。 ちなみに写真は琵琶湖の夕焼け。

日帰りで滋賀県に

夜明け前の高島市白髭神社の鳥居。冬の大三角形が東の空に見えていた。 日の出。 朝日を浴びる鳥居。

定点観測 9月25日

午後に雨は上がった。 夕闇が近づく僅かな時間、とても印象に残る空だった。

再会

今日、かつてお世話になった先輩に会いに行った。 久々に見る彼は驚くほど老けていた。 遠方に転勤することになったという彼は、50歳近くなって初めて親元を離れての一人暮らしだと、力なく笑った。

鱗雲

秋の季語、鱗雲。 その一部だけが夕日に輝いていた。

いつものお散歩

散歩をしていたらほんの僅かな間、雲間から西陽が覗いた。

彼岸花と子どもたち

大自然よりも、生活の匂いのする風景を僕は好む。 通学団に遭遇したのだけれど、ぼんやりしていたので一番良いところを通り過ぎたあとだった。 ここも少子化著しく、いつまでこの風景が見られるか分からない。